防災月間に考える、久留米市の災害リスクと住まいの備え

防災を考える

9月は防災月間です。
日本全国で防災意識を高める取り組みが行われる時期です。
防災月間は、毎年9月1日の「防災の日」から始まります。
9月1日は1923年に関東大震災が発生した日となります。
防災の日とその後の1か月間は
各地域や自治体、企業、学校などで防災訓練や
講習が行われ、災害時に備えるための知識と
準備の重要性が強調されます。
防災月間の目的は、災害に対する備えを
今一度確認し、考えるきっかけとして制定されています。
特に日本は地震や台風、豪雨、火災など、自然災害の
発生率が高く、またいつどこで発生するかわかりません。
そのため、災害が発生した際に迅速に対応できるよう
事前の準備や計画が重要です。

特に、近年増加している豪雨災害や地震被害に対して
家庭内での備蓄品の確認や避難経路の確認や確保と
地域コミュニティとの連携の重要性が再認識されています。
9月の防災月間を機に、私たち一人ひとりが
災害への備えを強化し、安全な生活を守るための
行動を起こすことが求められています。
特に久留米市では最近大雨とそれに伴う
河川の氾濫水害のリスクが高まっています。
筑後川・矢部川・嘉瀬川・六角川下流部に広がる
久留米市周辺は、西側から流れ込む高温の湿った気流が
山々にぶつかり、大雨を引き起こしやすい地域です。
このため、久留米市では過去6年間で5回も
線状降水帯による豪雨災害が発生しており
今後も地球温暖化が進行すればするほど
災害と言われる夏場の危険な気温も常態化し
さらに災害リスクが高まることが懸念されています。

こうした地域的な特性を考えると
久留米市で暮らしていく上で災害に備えるためには
日常生活の基盤となる「住まい」の防災対策が
非常に重要となります。
そんな中、久留米市梅原建設が手がける
「スーパーウォール工法」と「雨庭」といった
住宅設備や技術は気候変動や自然災害のリスクに備えた
持続可能な暮らしの実現に大きく貢献します。
今回は、久留米市における災害リスクを考えつつ
これらの技術がどのように防災・減災に役立つのかを
詳しく解説していきます。

スーパーウォール工法による防災強化

梅原建設が提供する「スーパーウォール工法」は
耐震性や断熱性、高気密の住宅を実現する高性能住宅です。
この工法では、高気密・高断熱の壁構造を採用しており
災害時には住まいをしっかり守ることができます。

耐震性の向上

久留米市は洪水リスクだけでなく
地震の影響も無視できない地域です。
2024年8月には宮崎県で最大震度6弱を観測した地震では
「南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）」という
耳慣れないワードが報道され緊張が走りました。
当時久留米市では震度3～4を記録しました。
言葉通り「巨大地震」が来るとなると
震度も3～4以上となることも想定されます。
ちなみに2016年の熊本地震で久留米市は
震度5強を記録しました。
スーパーウォール工法では壁全体を強化パネルで補強し
住宅全体の耐震性を高めることで
地震時の建物の倒壊を防ぐことができます。
特に大地震が発生した際家が倒壊せずに家族を守ることは
災害後の生活再建にも大きな助けとなります。
実際に「あまやどりの家」では災害時に活用する
拠点として検討、参考とお問い合わせがあった
経緯もあり、それほど地震や災害に強いという風に
専門家の方も一目を置いてもらっています。

雨庭の役割と水害対策

久留米市の東南部に突き出た耳納連山が
西風により湿った空気を押し上げ
久留米市街地や巨瀬川流域で大量の降雨を引き起こす
という地形的な特性は、今後も大雨災害を避けることが
難しい現実を示しています。
熊本県から大分県を通り有明海まで流れる筑後川は
広い範囲で降った雨が集まることになります。
一気に降った大雨が全て筑後川に集約されてしまうと
排水能力を超えてしまい、氾濫の要因となってしまいます。
このため、降った雨水を効果的に雨水を管理し
適切にコントロールするための対策が不可欠です。

梅原建設が提案する「あまやどりの家」は
久留米市の環境や立地のことを考えた
環境に適した持続可能な住宅として昨年末に完成した
これからの地球環境と暮らしを考えた
梅原建設が考えるコンセプトハウスです。
あまやどりの家の大きな特徴ともいえる「雨庭」の役割は
住宅周辺に設けられた庭に雨水を一時的に貯めて
自然に地中へ浸透させる仕組みです。
これにより、洪水や水害のリスクを
大幅に軽減することが可能です。

雨に寄り添う庭

雨庭は、大量の雨水が一気に下水道へ流れ込むのを防ぎ
周辺の洪水リスクを低減させます。
豪雨時には、排水設備が限界を超える内水氾濫が
発生することがありますが、雨庭があることで
住宅周辺の排水システムへの負担が軽減されます。
もちろん、雨庭一つで水害をなくすことはできませんが
少しでも、数秒でも災害リスクを遅らせることに繋がれば
誰かの助けになるかもしれません。
雨庭は人にも自然にも雨にも優しい器の広い存在です。

地域密着型の防災対策の重要性

今後、地球温暖化が進行し、東シナ海やインド洋の海水温が
さらに上昇すれば、久留米市周辺の豪雨災害は
一段と深刻化することが予測されています。
実際に世界の海水温は上昇している中で
特に日本周辺の海水温の上昇率は異常に高いようで
大雨や台風の巨大化の原因になっていることは確かです。
そのため、地域に密着した防災対策が急務です。
土地の形状や向き、そして家族構成や
ライフスタイルに合わせた住まいを考える必要があります。
住宅の性能を高め、災害に強い住まいを作ることが
家族の命と財産を守るために必要不可欠です。

スーパーウォール工法や雨庭のあるあまやどりの家は
久留米市のような環境において、防災意識を高め
災害時でも安心して暮らせる理想の住まいです。
久留米市でスーパーウォール工法の家を建てられるのは
梅原建設だけとなっています。
高耐震で大事な家族を守ってくれる頼もしい家で
雨の日も楽しめる雨庭があり
夏涼しく、冬暖かいあまやどりの家を
是非、ご体感ください。