築年数が増えると危険? 古い住宅の結露と断熱性能の課題

冬の風物詩『結露』
最強寒波により氷点下を記録した先週末の朝
カーテンを開けると窓一面に結露。
以前は冬の風物詩とも言われており
絵をかいたり楽しい現象と思われてましたが
結露をほったらかしにしていると
カビやダニの発生を促し
建物の劣化を早める原因にもなります。
そして、結露が頻繁に発生する住宅に
お住まいの方は光熱費が
年々上がっている事を実感しているようです。
実際、窓の結露に悩む約3人に1人が
「昨年よりも光熱費が高くなった」と
感じているとの調査結果があります。
この現象は、住宅の断熱性能と
深く関わっています。

結露と断熱性能の関係
結露は、室内の暖かい空気が
冷たい窓や壁に触れることで
水蒸気が水滴となって
表面に付着する現象です。
特に、断熱性能が低い住宅では
外気の影響を受けやすく
窓や壁の表面温度が下がりやすいため
結露が発生しやすくなります。
この結露は、単なる不快感だけでなく
住宅の耐久性や居住者の健康にも
悪影響を及ぼす可能性があります。
さらに、築年数が増えるごとに
「結露を経験したことがある」と
答える人が増える傾向にあります。
築20年以上の住宅では約84%
築10~19年では68%
築10年以内でも54%の方が
結露の経験があると回答しています。
これは、昭和55年の省エネ基準以前の
建物が多く存在し、断熱性能が現代の
住宅基準に達していないことを示しています。

国内の既存住宅約5,000万戸のうち
約9割は無断熱または現行基準よりも
低い断熱性能の家とされています。
これらの住宅では、窓の断熱性能が低いため
表面温度が下がりやすく
結露が発生しやすいだけでなく
室内で温めた熱が外に逃げやすく
暖房効率が悪いため
光熱費が高くなる原因にもなります。
結露が引き起こす問題点
1. 建物の劣化
結露による湿気は、壁の内部にまで浸透し
柱や土台の木材を腐らせる原因となります。
これにより、建物の耐久性が低下し
シロアリ被害のリスクも高まります。
2. 断熱性能の低下
内部結露が発生すると、断熱材が湿気を含み
その性能が著しく低下します。
特に繊維系の断熱材は湿気に弱く
断熱効果が損なわれることで
室内の温度調整が難しくなり
光熱費の増加に直結します。
3. 健康への影響
結露が原因で発生するカビやダニは
アレルギーや喘息などの
健康被害を引き起こす可能性があります。
特に、小さなお子様や
高齢者がいるご家庭では、注意が必要です。

梅原建設が建てる住宅
LIXILのスーパーウォール工法
これらの問題を解決するために
梅原建設ではLIXILの
「スーパーウォール工法」を採用しています。
この工法は、高気密・高断熱・高耐震を
実現し、結露の発生を抑えるだけでなく
快適で健康的な住環境を提供します。
スーパーウォール工法の特長
1. 高断熱性
硬質ウレタンフォームを使用した
高性能な断熱材を採用しており
一般的なグラスウールの断熱材と比べて
約2倍の断熱性能を持ちます。
断熱仕様だけでなく壁面内部の結露も抑え
耐久性の高い住宅が実現できます。
耐久性を示す指針として
断熱材内部に結露が発生し
断熱材が劣化した場合メーカーである
LIXILが補修に関わる費用を補償します。
ちなみに保証期間は35年です。
更に高断熱仕様のサッシ・ドアを取り入れ
外気と触れる箇所も憂いなしで
徹底的に高い断熱性を追求しています。
これにより、外気の影響を受けにくく
室内の温度を一定に保つことができます。
2. 高気密性
建物全体を高性能なパネルで包み込むことで
隙間を最小限に抑え、外気の侵入や
室内の空気漏れを防ぎます。
これにより、冷暖房効率が向上し
光熱費の削減にも寄与します。
更に、気密検査を行い数値で気密性を確認。
大小さまざまな建築現場を手掛け、管理した
梅原建設は現場管理に強みを持っているので
隙間を見逃さず高気密を実現します。
3. 計画換気システム
高気密な住宅では、適切な換気が重要です。
スーパーウォール工法では
計画的な換気システムを導入し
室内の空気を常に新鮮に保ち
湿気や汚染物質の排出を効果的に行います。

4. 高耐震性
モノコック構造により、地震や台風などの
外力に強い建物を実現しています。
壁・床・天井が一体化した構造で
外力を建物全体で受け止め
変形しにくい特性を持っています。
地震や災害級の自然災害に目を向け
安心して久留米の地で持続可能な暮らしを
梅原建設では目指しています。
結露対策の重要性
住宅の断熱性能の低さを示す結露を放置すると
建物の劣化や健康被害、光熱費の
増加といった問題を引き起こします。
適切な断熱性能を備えた住宅を選ぶことで
これらのリスクを未然に防ぐことができます。
梅原建設が建てる家
これまでの日本の住宅は
「雨風をしのげればよい」
という考えのもと建てられ
気候変動や猛暑、寒波といった
現代の厳しい環境を想定していませんでした。
その結果、冬の寒さや夏の暑さが
住まいの大きな課題となり
健康や光熱費に影響を及ぼしています。
近年では、省エネ性能の高い住宅が見直され
世界基準に追いつくための
住宅の変革が求められています。
梅原建設では、LIXILの
スーパーウォール工法を採用することで
高断熱・高気密な住宅を提供し
結露の発生を抑え、快適で健康的な住環境を
久留米の地で実現します。
結露の無い家を政府も応援しており
手厚い補助金がもらえます。
GX志向型住宅を梅原建設では対応可能です。
詳しくはお気軽にお問い合わせください。


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