久留米で中古マンションを買うなら知っておきたい、“断熱リノベ”という最適解

久留米市にタワマンが誕生することで不動産の価値が変化する
JR久留米駅前に、地上36階で343戸の
市内では最高層となるタワーマンションの
建設が進んでいます。
2027年5月頃の入居開始を目指す
このプロジェクトは
戸建て文化が根強かった
久留米の住宅市場においいて
大きな話題ともいえるでしょう。
これまで久留米市内の住宅市場では
「庭付き戸建て」や「2世帯の広い家」が
根強い人気を誇っていました。
けれど、子育てが一段落した夫婦や
福岡都市圏での仕事を続けながら
久留米で暮らすビジネスパーソンたちの
ライフスタイルが変化する中で
「利便性」
「管理のしやすさ」
「住み替えのしやすさ」など
“都市型住まい”へのニーズが
少しずつ高まってきています。
久留米で広がる“マンション”という選択肢
マンションの最大の魅力は
やはりその利便性にあります。
駅や商業施設へのアクセスが良く
通勤や買い物に便利なだけでなく
セキュリティの高さや
管理体制の充実といった点も
戸建て住宅にはない大きなメリットです。
特に世帯人数が3人以下のご家庭にとっては
2LDKや70〜80㎡前後のマンションが
“ちょうどいい広さ”の住まいとして
選ばれやすくなっています。
さらに、高齢化が進む今
郊外にある大きな戸建て住宅に暮らす
シニア世代の中には
「この家を次の世代に継がせる予定がない」
という方も少なくありません。
実際に、子ども世代は東京や大阪など
遠方の都市部で暮らしており
「実家の久留米に戻る予定はない」
というケースが増加傾向にあり
住まい手がいなくなり処理に困ることで
空き家という社会問題が生まれてしまいます。
こうした背景から
管理や維持を管理会社に任せ
将来的に手放しやすいという点でも
マンションへの住み替えや
中古マンションのリノベーションが
注目されているのです。
中古マンションに潜む“快適性の落とし穴”とその原因
駅近、管理の行き届いた共用部分や
バリアフリー対応、見た目にも魅力的な
中古マンションですが
室内の「快適さ」に目を向けたとき
意外な落とし穴が潜んでいることを
ご存知でしょうか?
築20〜30年を超える中古マンションの多くは
当時の建築基準で設計・施工されています。
つまり、現在のような猛暑や寒波といった
気象条件を想定していないため
断熱性能や気密性の面で
大きく劣るケースが少なくありません。
窓や壁の結露がひどく、カビ臭い
外気の音が筒抜けで、落ち着いて眠れない
こうした悩みの多くは、室内の温熱環境や
遮音性が不十分なことに起因しています。
特に古いマンションでは
アルミサッシのシングルガラスや
断熱材の未施工・薄施工が
当たり前だった時代のつくりも多く
尚且つ、開口部も限られるため
効率的に換気が出来ない環境が多く
結果として冷暖房効率の悪さや
結露の発生など、居住者のストレスに
直結する問題が発生しやすいのです。
さらに見落とされがちな「上下左右」の壁
戸建て住宅と異なり、マンションでは
上下階や隣室との間仕切り壁や
床・天井を通じて熱や音が
伝わりやすい構造になっています。
たとえ専有部分の窓だけを
断熱リフォームしても
隣接する構造部分から熱が逃げてしまう
「熱橋(ヒートブリッジ)」現象によって
十分な効果を得られない場合もあります。
そのため、中古マンションを
リノベーションする際には
表面的なデザイン性や設備の新しさだけでなく
断熱性能・気密性・遮音性といった
“目に見えない快適さ”にも
目を向ける必要があるのです。
マンションリノベで叶える“理想の住まい”
「場所は理想的。でも、住み心地が…」
そう感じて、中古マンションの購入を
躊躇している方は少なくありません。
しかし近年では、“性能を再構築する”
という視点のリノベーションによって
見た目だけでなく、住まいの中身から
快適性を引き上げる選択肢が広がっています。
デザインも、断熱も、間取りも「自分仕様」に
中古マンションの最大のメリットは
コストを抑えながら
立地の良い物件を手に入れられること。
そして、その室内をフルリノベーションすれば
新築以上に“今の暮らし”に合った住まいを
手に入れることが可能です。
<マンションリノベーション例>
◆独立した和室をなくし広いLDKに
ワークスペースも確保
◆キッチンを壁付けから対面式にし
家族の会話が生まれる空間に
◆結露・暑さ・寒さを防ぐために
内窓の設置や壁面や天井へ断熱材施工をプラス
断熱リノベでは
“断熱材を入れて終わり”ではなく
どこに・どの厚みで・どんな素材を用いるか
が住み心地を大きく左右します。
特にマンションの場合、隣接する住戸や
外気と接する面が限られているため
計画的な断熱施工が求められます。
高騰するエネルギーコストにも“攻めの省エネ”で対抗
電気代やガス代の上昇が続く今
「住まいの省エネ性能」は
家計に直結するテーマです。
断熱・気密性が整った空間は
エアコンの効きが早く少ない電力で
快適な温度と湿度を維持できるため
冷暖房費が大きく変わります。
また、リノベのタイミングで
高効率給湯器の導入や
LED照明・節水型設備への更新などを行えば
エネルギー全体の使用量を抑えることも可能。
住まいが持つ「固定費」を抑える
という意味でも、性能向上リノベーションは
「快適」と「節約」の両面が得られます。
さらに住まいにとってもメリットがあり
湿度と温度を安定させることで
構造物も安定し、劣化を緩やかにします。
それにより不動産価値が保たれるため
家の維持管理費を抑えることに繋がります。
まさに“攻めの節約術”とも言えるでしょう。
断熱性能を高める具体策と、使える補助金制度
せっかくリノベーションするなら
見た目だけでなく、毎日の快適さまで
しっかり手に入れたいですよね
そんな想いに応えるのが
断熱性能の向上を軸にした
断熱リノベーションです。
特にマンションは構造上
外壁や窓サッシの改修に
制約があるケースも多いため
内側からの断熱対策が鍵を握ります。
中古マンションにおける断熱対策の基本
築年数の経ったマンションは
単板ガラスでアルミフレームの窓や
断熱材の未施工箇所が多く
夏の暑さ・冬の寒さ・結露・騒音といった
住まいのストレスを引き起こしがちです。
そこで、以下のような
断熱リフォームが効果的です。
◆内窓(二重窓)設置
断熱+防音+結露防止に効果大
◆内壁断熱
外気に面する壁面の熱の出入りをブロック
◆断熱ドアや高性能サッシへの交換
(※マンション規約次第)
これらを組み合わせた断熱リフォームを
住みながら進めることができる
画期的な手法が、LIXILの「ココエコ」です。
LIXIL「ココエコ」で叶える、住まいの質をアップグレード

「ココエコ」は住みながらの工事が可能で
内装の雰囲気を壊すことなく
断熱・防音・結露対策・省エネ性を
一気に高めることができます。
ココエコの特徴とメリット
◆住みながら施工可能
内窓や内壁は一部屋ずつ工事が可能
◆仮住まい不要
無駄な出費が省けストレスフリー
◆断熱・防音・遮熱を一体化
夏涼しく、冬あたたかく。しかも静か
◆ヒートショック・アレルゲン対策にも効果的健康的な空気環境を守る
◆既存内装と調和しやすい
カラーや素材のバリエーションも豊富
◆省エネ効果で光熱費削減
エアコン効率が上がり、家計にもやさしい
たとえば、夏の厳しい日差しを遮りつつ
冷房効率を向上させる
「インプラス(内窓)」や
冬の冷気を遮断する
「ウォールインプラス(内壁)」など
1つひとつの工法が専有部に特化して
高性能な住まいを実現します。
特にマンションでは
共有部分の改修が難しいため
「専有部分だけでここまで快適にできる」
という点が大きな魅力。
最新の住宅設備の情報を常にキャッチし
メーカーとの連携体制を
築けている施工会社だからこそ
実現できるリノベーションです。
こうしたネットワークは
一朝一夕では築けない
“現場と信頼”の積み重ねでもあります。
最新情報と施工技術の最適化により
新築マンション以上の
性能を引き出すことも可能です。
お得にリノベを叶える、補助金制度の活用を忘れずに
性能向上リフォームには
補助金を活用できるチャンスがあります。
■ 住宅省エネ2025キャンペーン(国交省・経産省・環境省連携)
高断熱窓、節水トイレ、給湯器や
省エネ対応設備などの導入で
最大280万円の補助が受けられます。
LIXILの「ココエコ」導入も該当しており
性能を上げつつ費用を抑える
ベストな選択肢とタイミングです。
梅原建設だからできる、「心地よさをデザインする断熱リノベ」
私たちは、LIXIL「ココエコ」の
上位互換である「スーパーウォール」を
取り扱う久留米では唯一の住宅会社です。
断熱性能を上げる重要な気密性を
しっかりと確保し、その重要性を
どこよりも把握し、こだわっています。
断熱リノベは、「費用」ではなく
「価値への投資」。
光熱費を抑え、健康リスクを下げ
そして住む人の心を穏やかに保つ
“上質なマンションリノベ”を
久留米のまちで実現しませんか?
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