「エアコン設定温度?」「つけっぱなし?」「除湿モード?」の前に、“家の見直し”を。
「今年も、夜が暑すぎる──“エアコンだけでは眠れない”理由」

2025年7月、久留米市では夜間の最低気温が
25℃を超える“熱帯夜”が
連日のように続いており、
エアコンを切るタイミングすら見つからない
そんな夜が当たり前になってきました。

「熱くて夜中に目が覚めてしまう」
「電気代が気になるけど、つけっぱなし」
「設定温度は何度がベスト?」
「エアコンの風が直撃して冷えすぎる」
この時期はこうした悩みであふれています。
多くのご家庭が“それぞれの対策”を
編み出していることでしょう。
扇風機やサーキュレーターとの併用
除湿モードの活用
寝室だけの冷房運転…
けれど、どれだけ工夫しても
「根本的に快適にならない」感覚が
残るのはなぜでしょうか?
その答えは、実はとてもシンプルです。
その悩みは、エアコンが効かないのではなく
家が“効かせられる状態”にないから
エアコンが涼しい空気をつくっても
その冷気がすぐに逃げてしまったら?
外の熱気が、壁や窓を通して
室内にじわじわと入り込んでいたら?
結果的に、エアコンは休む間もなく
稼働し続け、光熱費はかさみ、
冷たい風が直接体に当たって
朝には体がだるく感じる——
そんな悪循環に陥ってしまいます。
つまり、「快適な室温」や「電気代の節約」を
エアコンの使い方だけで解決しようとするのは
例えていうなら、水が漏れているバケツに
水を注ぎ続けているようなもの。
いちばん見直すべきは
エアコンの“設定”ではなく
その冷気をしっかりと蓄え
外の熱をシャットアウトできる
“家の性能”なのです。
「快適も、電気代も。“空調の効率”を決めているのは家そのもの」
「寝るときは28℃にすればいい」
「除湿モードの方が涼しい?」
「サーキュレーターで空気を回して…」
私たちは、日々さまざまな方法で
“エアコンをうまく使う工夫”をしています。
けれど、同じエアコンを、同じ設定温度で
使っているのに「すぐに冷える家」と
「いつまでたっても暑さが残る家」
があるのは、なぜなのでしょうか?
その違いを生み出しているのが
「断熱性能」と「気密性能」です。
■ “涼しさ”が続く家には、理由がある
断熱性能が高い家は、屋根や壁、床
そして窓などの外部との境界からの
熱の出入りを最小限に抑えることができます。
つまり、外の熱を遮り、室内の涼しさを
逃さない構造になっているのです。
加えて、気密性の高い家は
すき間からの空気の流出入が少なく
せっかく冷やした空気が
無駄に外へ逃げてしまうこともありません。
これは、例えるなら魔法瓶のようなもの。
中の温度を保つ力があるからこそ
少ないエネルギーで快適さを維持できます。
結果としてどうなるかというと、
▶エアコンの稼働時間が減る
=電気代が下がる
▶冷たい風を弱風にしても部屋全体が涼しい
=快適性が上がる
■ 「エアコンで頑張る」のではなく、「家に任せる」発想へ
現代の省エネ住宅は
“設備頼り”ではありません。
エアコンが活躍しやすい環境を
つくる家こそが、本当の省エネ住宅です。
エアコンを頑張らせるのではなく
家そのものの力で快適を保つという考え方。
それが、これからの暑さに負けない
家づくりのスタンダードです。
「断熱等級6以上+熱交換換気。1台のエアコンで、家じゅうが心地よい」
■ 梅原建設が大切にする“基本性能”
私たちが新築住宅で大切にしているのは
断熱等級6以上の高断熱仕様と
気密測定を伴う高気密設計
そして24時間熱交換型の換気システム。
この3つがそろえば、室内の空気は
外気の影響を受けにくく
冷たい風を必要以上に感じることなく
家全体が「均一に涼しい」空間になります。
■ エアコン1台で全館快適、という現実
断熱・気密の性能が高い家では
冷やした空気が逃げにくいため
1台のエアコンで複数の部屋をカバーし
快適に保つことも可能です。
たとえばLDKのエアコンを運転するだけで
廊下や寝室、洗面所までじんわり涼しい。
その秘密は、家全体が
“熱を遮るボックス”のような
つくりになっているからです。
風が直接当たらないからこそ
冷えすぎず、体にもやさしい。
こうした「性能に支えられた快適さ」は
毎日を暮らす中でこそ
その価値がわかります。
■ 本当に必要なのは、“強い冷房”ではなく“穏やかな空気”
「涼しさ=強い風」ではありません。
高性能な家は、風を感じずとも
夏の暑さも冬の寒さも感じさせない
空気環境をつくり出します。
「新築だけじゃない。暑い家は、リノベやリフォームで変えられる」
「この暑さ、家が古いから仕方ない」
そうあきらめていませんか?
実は、断熱や気密といった“家の性能”は
新築だけの話ではありません。
今お住まいの家でも、部分的なリフォームや
全体的なリノベーションで改善が可能です。
例えば、2階の寝室が暑くて眠れない場合には
屋根裏や天井に断熱材を追加し
窓などの開口部を断熱仕様に変えることで
熱の侵入を抑えることができます。
また、外からの日射が強い南向きの部屋には
遮熱性のある窓ガラスや外付けのシェードを
設置するだけでも効果があります。
梅原建設では、お客様の暮らしに合わせた
“暑さ対策のリフォーム”を
細やかに提案しています。
「寝室だけ快適にしたい」
「孫が遊びに来る部屋だけ涼しくしたい」
そんな部分的なニーズにも
しっかりと応えていきます。
「その快適さに、補助金という追い風を」
現在、国の支援として実施されている
「住宅省エネ2025キャンペーン」では
高性能な断熱材や省エネ設備などに対して
補助金が交付されます。

新築住宅だけでなく、断熱リフォームや
空気清浄機能を有するエアコン
または換気機構を有するエアコンの
設置といった部分改修にも対象枠があり
省エネ給湯器まで含めると
最大で280万円の補助金が受けられます。
つまり、「高性能な家は贅沢」
という時代は終わりました。
今は必要な性能を、賢く、無理なく手に入れる
ためのベストなタイミングでもあるのです。
省エネ補助金補助制度について
「気になるけれど、よくわからない」
という方も、お気軽にご相談ください。
「“エアコンの効く家”から、“エアコンに頼りすぎない家”へ──“あまやどりの家”で、違いを体感してください」
どんなに高性能住宅について説明しても
実際に“空気の違い”を体で感じてみないと
その快適さはなかなか伝わりません。
梅原建設が久留米市北野町に建てた
コンセプトハウス「あまやどりの家」は
まさに“空調が効率よく働く家”の実例です。

夏は、やわらかな涼しさに包まれ
冬は、足元からじんわり暖かい。
エアコンの風を感じることなく
空気そのものが心地いい。
そんな“本物の快適さ”を
ぜひ現地で体感してください。
新築はもちろん、リノベーションや
暑さ対策リフォームをご検討中の方にも
「こういう暮らし方ができるのか」と
気づきのある時間になるはずです。
ご見学は予約制にて随時受付中です。
昨年も暑く、今年も暑いということは
来年も、その先もきっと暑い夏が続きます。
この夏、“家から変える涼しさ”に
一歩踏み出してみませんか?
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